こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。
GID(性同一性障害)の乳腺切除があります。
最近はGIDの患者さまが増えてきて、非常に嬉しく思います。

先日、乳腺切除についてGID(性同一性障害)の診断書が必要かというお問い合わせがありました。

私はてっきり必要かと思っていたのですが、厚生労働省の担当者とGID診療に携わっている精神科の医師に確認したところ、乳腺切除にGIDの診断書は不要ということでした。

性別適合手術:Sex Reassignment Surgery(SRS)の場合は所定の手続きが必要で、当然、診断書が必要になるようです。
どういったものかというと 当事者の性同一性に合わせて外科的手法により形態を変更する手術療法のうちの、内外性器に関する手術を指します。
FTM SRS(女性から男性) では、子宮卵巣摘出術、膣粘膜切除・膣閉鎖術、尿道延長術、陰茎形成術があり、
MTF SRS(男性から女性) では、精巣摘出術、陰茎切除術、造膣術(英語版)、陰核形成術、外陰部形成術があります。

乳腺切除術は内外性器に関する手術ではないので、性別適合手術には該当しないのだそうです。

もちろん診断書があった方が診療が円滑に進むことは間違いないのですが、乳腺切除の手術には必須ではないということです。

乳腺切除をご希望の方はぜひご相談下さい。

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