こんにちは。牧野太郎です。
本日は先週手術をした患者さまが入院している病院で抜糸を行いました。

日々多忙な生活をされている方は多いと思いますが、私は睡眠を出来るだけ少なくできないかなと考えたことがあります。しばらくは大丈夫なのですが、睡眠時間を削ると日中の集中力が落ちてしまうので断念しました。

最近、米国神経学会(AAN)は、睡眠障害と脳容積の急激な減少には関連があることを示した研究を紹介しました。
(詳しくはこちら

この研究は成人147人(20-84歳)を対象に、睡眠障害(入眠困難や夜間覚醒)と脳容積の関連を調査した。被験者はMRI脳スキャンを、平均3.5年の間隔をあけて2回受け、その後それぞれの睡眠習慣についての質問し、睡眠時間、入眠までの時間、睡眠薬使用の有無などについて評価し、睡眠の質をスコア化したようです。
 その結果、被験者のうち「質の低い睡眠」の基準に合致したのは35%(21点満点のスコアで平均8.5点)で、睡眠障害が広範囲(前頭部、側頭部、頭頂部など)での脳容積の急激な減少と関連していることが分かりました。特に60歳以上の被験者でより顕著だったということです。質の低い睡眠が、脳構造の変化の原因なのか結果なのかは不明ですが、興味深い報告です。

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あまり睡眠を削らないほうが脳にとっても良い可能性があります。
皆さまもより良い睡眠を確保してくださいね。
 
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