こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療でした。
眼瞼下垂症手術、ミラドライの治療がありました。
(ミラドライについてのブログはこちら

最近、ミラドライの相談が増えてきています。
ミラドライはこれまで手術で治療が必要だった腋臭症の患者さまや、ボツリヌストキシンを打ち続けなければならなかった腋窩多汗症の患者さまにとって大きな恩恵をもたらしていると思います。
実際、患者さまの満足度は非常に高いです。

しかしながら数%の方には1度で治療が終了しない可能性があります。

ミラドライの照射シェーマ
 Heat Zone:加熱層で汗腺を破壊します。 Cooling Zone:冷却層で皮膚を保護します。
ミラドライの治療シェーマ01

しかしながら皮膚の浅いところ、Heat Zoneよりも深いところは汗腺が残ります。
ミラドライの治療シェーマ02
まず腋臭症がとても強い方はアポクリン汗腺の厚く、深層が残る可能性があります。その場合は3〜6ヶ月開けて再照射がお勧めです。また思春期ではアポクリン汗腺は発達過程なので10代で1回目、20代で2回目をお勧めしています。
また皮膚の非常に浅いところの汗腺は熱傷のリスクが高いので破壊できません。汗は0にならないことをご了承下さい。

大分のクリニックでは1回の治療で出来るだけ効果を出すために広範囲(規定の範囲だけでなく、患者さまのワキのアポクリン腺領域を見極めて、オーダーメイドに領域を追加します。追加料金はかかりません。)、高出力2度打ち(一般的な出力はやや弱く、1度打ちが多いです。)で行っていますので、患者さまの満足度は高いですが、以上の点をご了承下さい。

腋臭症(わきが)、腋窩多汗症の治療をご希望の方はご相談下さい。

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