こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療でした。
二重全切開、眉毛下切開、顔面の脂肪溶解注射を行いました。
慎重に経過を診ていきたいと思います。

先日、以前から興味のあった本を読みました。

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健
嫌われる勇気

フロイト、ユングと並び心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド・アドラー(1870年生まれ、オーストリア)の教えを岸見一郎さん、古賀史健さんがわかりやすく一般的な口語に訳し、対話形式で説明された本です。

読んでみてびっくりするのは人間関係が複雑に多様化した現代にこそ、アドラーの考えは必要であり、これが100年前に存在していたことです。

アドラーはすべての悩みは対人関係の悩みであると述べ、人生はシンプルに考えなければならないという、どこかの本で書かれていたような内容ですが、それもそのはずで、日本において、これまでアドラーの教えが広まっていなかっただけで、世界では知られており、影響を与えていたため、いくつかの本にもそのエッセンスが含まれていたのだと思います。

タイトルの「嫌われる勇気」は少し誤解を与える言い方ですが、要は嫌われることを恐れない勇気をもつことが重要であるという意味です。人があなたを好きになることはその人が決めることで、あなたが決めることではありません。他人の気持ちを気にし、悩み過ぎると他人中心の人生になってしまいます。自分がコントロール出来ない部分に対して、頭を悩ませるのは意味が無いというアドラーの視点は人間関係が複雑化した現代(特に自殺の多い日本人)にとって重要な考えであると思います。

アドラーの他の書籍も読んでみたいと思います。

読者の皆さま ブログをいつも読んでくれてありがとうございます。
ぜひ1日1回のクリックをお願いします。(下の「美容外科」を押して下さい。)
にほんブログ村 美容ブログ 美容外科へ
押してくれるとブログを続ける元気になります。よろしくお願いします。