こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療でした。
脂肪注入、フェイスリフト(頬、頸部)、顎下脂肪吸引がありました。
慎重に経過を診ていきたいと思います。

先日、ブラジルで美容外科によるリスクの報告がありました。
TIME " TV Star’s Plastic-Surgery Disaster Tests Brazil"
(詳しくはこちら
Brazil Plastic Surgery

ブラジルといえば、南米の美容外科のメッカで、国際美容外科学会の2013年の統計によると150万件の美容治療が行われおり、アメリカに匹敵する技術を持っています。特に乳房(乳房増大術、乳房縮小術)、脂肪吸引、殿部(殿部増大術)、急激な体重減少後の身体の皺取り手術などボディが有名です。

今回、ブラジルのモデルであるAndressa Urachさんが大腿の増量術(南米では四肢の増量手術も盛んに行われています。)を受けた後に感染症の合併症を来してしまい、美容外科手術のリスクについて警鐘を鳴らしているようです。

増量方法はいくつかあるのですが、UrachさんはFDA(アメリカ版厚生省)で認可されていないシリコンジェルを大量に注入されたようです。

最近でもブラジルのゴイアナで39歳の女性がおしりにハイドロゲルを注入して肺塞栓で死亡したばかりのようです。

ブラジルには形成外科専門医が5500人いるようですが、一方で美容外科のトレーニングをちゃんと受けていない非専門医が12000人いるようで、こういったトラブルが後を絶たないと報告されています。

個人的には非専門医でも勉強熱心な先生がたくさんいると思っていますが、一部の非常識な先生はどこの国にもいるのでしょうね。

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