こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。
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先日、医療ツーリズムについての報告がありました。
Media Week "'Boob job' ad banned for trivialising cosmetic surgery"
(詳しくはこちら)
医療ツーリズムが盛んになってきていますが、マレーシアでは政府主導で美容医療を進めているようです。上はその広告です。豊胸術(乳房増大術)を宣伝しているようです。
英国美容外科学会:The British Association of Aesthetic Plastic Surgeons ( BAAPS )はこのポスターは美容外科手術のリスクを過小に評価するリスクがあり、どんな些細な医療行為でも海外で受けることを反対するとの声明を出しています。
医療ツーリズム自体は今後も盛んになっていくことは間違いないですが、コミュニケーション、通院の煩雑さ、法律などが問題となります。その問題点が解決していくことを期待しています。
先日、医療ツーリズムについての報告がありました。
Media Week "'Boob job' ad banned for trivialising cosmetic surgery"
(詳しくはこちら)
英国美容外科学会:The British Association of Aesthetic Plastic Surgeons ( BAAPS )はこのポスターは美容外科手術のリスクを過小に評価するリスクがあり、どんな些細な医療行為でも海外で受けることを反対するとの声明を出しています。
医療ツーリズム自体は今後も盛んになっていくことは間違いないですが、コミュニケーション、通院の煩雑さ、法律などが問題となります。その問題点が解決していくことを期待しています。
医療ツーリズムに対する是非は今後も続きそうです。
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Comment
ご無沙汰しておりました。(遅い冬眠開けです)
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今回の記事に関連して、
昨日のある情報番組で、韓国で鼻の整形手術を受けた中国人女性について紹介されていました。その画像とともに報ぜられていたのですが、結果は失敗、ではなく、〝大失敗〟と表現できるほど悲惨なものでした。鼻の症例画像は沢山拝見していますが、このケースは見たことがないものでした。(鼻の形をなしておらず、肉の塊状になっているように見えました)。
患者女性は当然のクレームを上げたそうですが、担当医は〝失敗は(自分の)技術のせいではなく、中国の空気が汚いせいだ〟と反論したとのことでした。
これは、アリなのでしょうか?
牧野先生の2月の記事の中にも、韓国医療ツーリズムの違法ブローカーについて寄せられていますが、優秀なお医者様も韓国にはいらっしゃるのでしょうし、誠に残念で、驚きのニュースでした。
牧野先生の記事は、美容形成外科で一般的とされる治療を考えるに際し、より客観的、また、多角的視点から考察できるヒントを与えて下さるものです。また、いつも人に対して正対なさって向き合うご姿勢が感じられる書き出しに、「私も気をつけよう」と身が引き締まります。
新年度を迎え、先生も何かしらフレッシュなお気持ちで取り組まれることがおありかと存じます。私も好機と捉えて、例え小さなことでもできることからコツコツと(コツコツは本来苦手とするタイプなのですが)、しっかりと結果に結びつくよう臨んでみたいと思います。
ありがとうございます。
以下、前回のコメントに加えさせて頂ければ幸いです。
この鼻の手術例に関して、肉の塊がそこに付いているように見えた画像は、その部分に甚だしい赤みが見られたことから、術後の腫れの状態を示すものだと思います。鼻筋と小鼻の境がはっきりしないほど腫れあがって、かたまりのようにも見えたということですが、何とも痛々しい様子でした。
韓国人医師が、このような患部の悪化について「中国の空気が汚れているせいだ」と説明したのは、感染症について言及したものだと思います。
術後の腫れは鼻の手術後の通常のリスクとみなされることは理解できますが、こと『医療ツーリズム』によるサービスとしてはお粗末な印象を受けるものです。施術後の経過観察がどのようにフォローされていたのかわかりません。患者側は期待する結果を得られるまでの費用として、含まれる旅行代金を支払ったのでしょうから。
牧野先生の指摘なさる点は、どれも軽視できないものとして伝わってきますが、特にコミュニケーションが重要ですね。
少し前ですが、国会の予算委員会を視聴した中で、日本に外国人医師を積極的に受け入れる法整備を進めることについて議論されていました。ここにもまた、言語が異なる医師と患者がどこまで意思疎通し相互に納得した上での医療サービスに到達できるのかの危惧があります。
アイディアとしては喜ばしいサービスであっても、その実態や充実度を確認する手段がないのであれば、安易に飛びつくことは避けて慎重に判断しなければならないものですね。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
最近は韓国の美容手術の問題がニュースで多く取り上げられているようですね。
近年、中国からの手術件数が非常に増えているので、問題も多くなっているのでしょう。
今回の鼻のケースは特別なことでなく、もし日本が現在の韓国のように医療ツーリズムが増えていたならば、同じことが起きていたと思います。数が増えれば起きうる話だと思います。
リスクマネジメントの考えで言うと、問題の発生をゼロにすることは出来ません。発生率を少なくし、発生した場合に適切に対処することが求められます。
手術には一定のリスクを伴います。技術、知識、経験を駆使して、リスクの発生率を減らせますが、ゼロには出来ません。
われわれも美容外科医療を医療ツーリズムの対象として相応しいかどうかをもう一度考える必要があると思います。
今後ともよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
韓国人医師の発言は論外だと思いますが、患者さまのアフターケア、補償の点も医療ツーリズムの問題としてあります。
医療事故の補償を受けれないのは非常に怖いことです。保険なしで自動車を運転するようなもので、何かあったら大変です。
韓国の美容医療は中国からの医療ツーリズムで成り立っているので、今後の動きが気になるところですね。
今後ともよろしくお願いします。
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