こんにちは。牧野太郎です。
本日は久留米で診療です。
乳頭縮小術、ヒアルロン酸、ボトックスなどがあります。

今朝もマスコミは芸能人の薬物汚染や殺人事件などの三面記事のような情報は報道していますが、
今、こうしている間にも中国は海だけでなく、空からも挑発行為を繰り返しています。

「一線超えた中国軍機 尖閣、東シナ海上空の緊張高まる」
東シナ海の軍事的緊張が、海上のみならず上空でも高まっている。中国軍の戦闘機が今月17日など複数回にわたり、航空自衛隊機に対し、これまでにない攻撃動作を仕掛けたことが判明。政府関係者は29日、「あれだけの距離に接近したのは前例がない」と指摘した。インターネットのニュースサイトで同空域の危険な実態を明らかにした元空自航空支援集団司令官、織田(おりた)邦男元空将は「現場の緊張感は計り知れなかったはずだ」と警鐘を鳴らす。
(産経ニュース 2016.6.30、くわしくはこちら

朝日新聞や毎日新聞はこの情報を流しません。平和が脅かされている状況なのに、国民が真実を知る機会を奪っています。

現在のマスコミの報道は問題を単純化しすぎで、逆にわかりにくくなっています。
たとえば今回の参議院選挙の憲法問題を護憲vs改憲という図式にして、単純化しています。しかし最初からこういったレッテルを貼ってしまうと議論の内容が深まりません。これはマスコミだけでなく、きちんと議論できる野党がいないことも原因で、民進党、共産党、社会党などの護憲ありき、憲法9条信者と呼ばれる人達です。彼らの論理は破綻、飛躍しており、レッテル貼りなどで思考停止しており、議論がかみ合いません。

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ちまたで「憲法をまもれ」と流れていますが、
憲法を守ると憲法を護るは違います。読み方は同じですが、遵守すると保護するの違いです。
討論や街頭演説などで読みが一緒なので誤解を与えてしまいます。

憲法は守らなければなりませんが、変えてはいけないものではありません。
(1945 年の第二次世界大戦終結から 2010 年 7 月に至るまで、アメリカは 6 回、 カナダは 18 回、フランスは 27 回、ドイツは57回、イタリアは15回、オーストラリアは3回、 中国は 9 回、韓国は 9 回の憲法改正を それぞれ行っています。)諸外国における戦後の憲法改正【第 3 版】より(くわしくはこちら

ずっと長く日本は安全保障を強化する必要はありませんでしたが、中国の脅威が強まっており、状況は変わっています。そのため現在の自衛隊が活動する上で法の隙間を無くす必要がありました。 
 
与党は国民や自衛隊を守るために緊急避難的に現在の憲法の解釈を広げて安保関連法案を成立させて対応しましたが、この解釈は少し無理があるので、憲法違反の指摘が多いのは事実です。

そこで「安保法案は違憲かもしれないから憲法を改正しよう」という議論になるのですが、野党は思考停止しているため議論にならないのです。

護憲派の共産党・民進党・社民党の論理ははこれまで戦後日本は平和だった、日本が平和でいることができたのは平和憲法を持っていたおかげであると主張しています。これまでどおり他国に対しておとなしくしておけば相手は侵略してこないので、憲法を変える必要はないと言っています。

日本は平和である(事実)、日本は平和憲法を持っている(事実)からといって、
「平和憲法持っているから平和を維持できている」とはならないのです。これが飛躍した論理なのです。
実際、現在の憲法下では国民(自衛隊も含む)の命は守れません。マスコミは諸外国からの領海領土侵略についての報道をしていないので、一般国民は平和を維持できているように錯覚しています。

私は自衛隊を含め、日本国民がひとりとして死んでほしくないし、領土も1ミリたりとも侵略されたくないです。戦争はもちろんしたくないです。
そのためには国際的に認められている集団的自衛権は利用したいし、自衛隊の防衛力を上げたいし、仮に交戦したとしても自衛隊員が人殺しにならないように(国際的には軍であれば戦争中の殺人は問われませんが、軍でなければ戦争中の殺人は戦争後に殺人罪に問われてしまいます。つまり他国と交戦した場合、戦時国際法を適応されないということです。)軍として認められるべきだと思っています。もちろん防衛に特化した軍隊ということです。

現憲法は素晴らしい専守防衛の理念を持っているのは認めます。理想の憲法だと思いますが、この憲法で国を守れるかというと残念ながら守れないというのは、これまでの中国や朝鮮、ロシアとの関係から見ても明らかだと思います。
 
国家として他国から身を守るためには残念ながら経済力と軍力しかないのです。
 
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