こんにちは。牧野太郎です。
本日は東京で診療です。
鼻中隔延長(耳介軟骨移植)、隆鼻術などがあります。
ご期待に応えられるように精一杯がんばります。

先日、アメリカのおしりに「子羊の脂肪」の注入のニュースがありました。

Los Angeles Times ''A woman got 'lamb fat' injected into her buttocks; now she needs major reconstructive surgery"
2017年6月28日
(くわしくはこちら
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記事によるとカルフォルニアのモンテレー公園の美容師であるAna Bertha Diaz Hernandezが2015年に「子羊の脂肪」と称して、複数の患者に注入を行っていたということです。
当時、彼女は「安全であり、効果は永久に続きます。」と説明していました。

お尻を大きくしたいという患者に注入し、その後背中、腰、足に移動していることに気づき、お尻を再建する大手術を受けることになりました。

Hernandezは2017年に逮捕され、医療機器の不正使用、商品の密輸、処方薬の不正使用について起訴されています。
彼女は医療処置や美容医療処置の許可を受けていませんでした。
「子羊の脂肪(cellulas de borrego)」と称したものは実は液体シリコンでした。
こういった注入物はFDA(アメリカ食品医薬品局)の許可を得ないといけませんが、液体シリコンは承認されたことはありません。子羊の脂肪も同様にFDAに認可されていません。液体シリコンは瘢痕形成、壊死、変形、皮膚の変色、塞栓症、敗血症、臓器機能不全を引き起こす可能性があります。
Hernandezは有罪判決を受けた場合は最高で26年の懲役刑が執行される可能性があります。

アメリカは美容医療が盛んで、美容治療の費用が高額なので、このようなモグリが横行しているのでしょうね。 アメリカではアメリカ形成外科学会(ASPS)を中心に啓蒙活動を行っていますが、このような事例が後を絶たないですね。やはり治療を受ける側も事前にしっかりと調べておくことが重要だと思います。

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