こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で勤務です。
本日は乳腺切除術があります。
ご期待にそえるように精一杯がんばります。

今月末に日本美容外科学会(JSAPS)があります。
JSAPS 学会 ロゴ 2017年

その学会の準備で最近は忙しいです。

演題は2つ発表予定で
一つ目はフェイスリフトの切開線の工夫です。
目立たない傷にすることは患者様にとって非常に重要です。

以下、抄録です。

フェイスリフトにおける耳前部切開デザイン−新型フェイスリフト耳変形に対する予防−
【目的】
 フェイスリフトは皮膚やSMASの処理を行い、顔の下1/3から頸部にかけてのたるみの改善を図る手術である。皮膚切開線は基本的には側頭部から耳前部を通り、耳後部に至るが、様々なバリエーションがある。その中で耳前部は露出しやすい部位であるため、その術後の瘢痕や耳介変形が問題となりやすい。
 今回、フェイスリフトの耳前部における我々のを報告する。
【方法】
 当施設において2014年10月から2017年4月までに行ったフェイスリフト患者21例を対象とした。耳前部デザインは耳珠、耳垂で従来のもみあげ後方から前切痕まではカーブに沿って切開し、耳珠切痕の頂点を通り、耳垂基部を切開する方法(以下、従来法)と、もみあげ後方から前切痕まで自然なカーブに沿って切開し、耳珠の立体的な立ち上がりに沿って切開する方法(以下、新法)で行っており、両者の術後瘢痕、耳介変形を評価した。
【結果】
 従来法は耳珠の突出が減じ、平坦化、肥厚化を認め、耳珠の立体的形態が失われる傾向があった。新法は耳珠の立ち上がり、薄さが保持され、瘢痕も目立たなかった。
【考察】
 フェイスリフトの耳前部切開は耳珠から離れた直線から始まり、耳珠の頂点や耳珠の後面を通る切開線へ変遷していった。手術方法も単純に皮膚を切除する方法からSMASや広頚筋を引き上げる手術方法が主流となって創部の緊張が減ってきたため、耳垂のPixie deformityや耳珠が前方に牽引されて外耳孔が露出するような耳介変形は生じにくくなってきたが、新しく耳珠の平坦化、肥厚化などが見られるようになった。耳珠の自然な形態を保持するために耳珠の前方を切開するデザインはこれらの新型変形に対して有用と思われた。

よりよい発表になるように頑張ります。
学会で学んだ内容は今後の診療に役立てて行きたいと思います。

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