こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。
ミラドライ、シミ治療、保険診療などが有ります。
頑張ります。

先日、乳輪乳頭をタトゥーで作成するというニュースがありました。

Delaware online "'Penn tattoo artist creates 3D nipples, closure for survivors"
2017年10月9日
(くわしくはこちら

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(注:この写真は動画でありません。まぎらわしくてすいませんm(_ _)m)

フィラデルフィアのPerelman Centerでは院内にタトゥーアーティストを雇っていて、アイラインや眉毛、傷跡を目立たなくするタトゥーを行っています。

最近では乳がん術後の再建乳房に乳輪乳頭をタトゥーで作成されています。
そこで使われる技術がだまし絵のもので、平面の絵を立体的に錯覚させます。これを3D タトゥーと呼ばれているようです。

記事出ているタトゥーアーティストのMandy Saulerはペンシルベニア州ダウニングタウンの母親のタトゥーショップで育ち、14歳で彼女は最初のタトゥーの施術を行いました。その後、タトゥーアーティストの資格を取り、20代半ばで、彼女は彼女のお金のすべてを使ってフロリダに飛び、美容タトゥーアーティストと一緒に訓練しました。その後、彼女は2つの診療所でアイライナー、眉毛、唇、傷跡のカモフラージュ、乳頭と乳首の刺青を始めました。

3Dタトゥーは最初に最も暗い色で円を塗りつぶし、明るい色のレイヤーを追加して3D効果を得ます。色々な色を混ぜ合わせ、陰影をつけていきます。時間は30分で、再建乳房は知覚がないので、痛みなく終えることが出来ます。

Saulerの治療費は350ドルから700ドルになります。保険の支払いも徐々に認められてきているようです。
 
アメリカでも医学タトゥーの多くはエステシャンが行うことが多いようですが、今回の記事のようにタトゥーアーティストが行うのは珍しいようです。

日本でも先日の日本美容外科学会(JSAPS)で、同様の発表があり、少しずつ始まってきているようです。
患者さまの選択肢が広がることは良いことですので、今後の広まってくれば良いですね。
 
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