こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。
本日は眼瞼下垂症手術、鼻孔縁下降術、ミラドライがあります。
ご期待にそえるように頑張ります。

先日、ボツリヌストキシンで縫合創に対する影響についての記事がありました。

allure"Botox Injections May Improve the Appearance of Facial Scars"
2018年3月9日
(くわしくはこちら

美容で使われるボツリヌストキシンですが、適応外の使い方として傷痕をきれいに治す報告がPlastic and Reconstructive Surgery Journalで報告されました。

傷の半分にボツリヌストキシンを注射して、4ヶ月後に傷痕を10点満点で判定するという内容です。
botox-for-facial-scars
下半分がボツリヌストキシンで上半分が無しです。
ボツリヌストキシン側が傷がややきれいですね。

作用機序としてはボツリヌストキシンによる筋弛緩によって傷の張力、周囲の筋肉の動きを弱めることが考えられます。

この内容は以前、サフォクリニックの白壁征夫 先生が論文で報告されていました。
 
私もこの論文を参考にボツリヌストキシンの使用を検討したいと思います。 
 
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