こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。
先日、医療ツーリズムの料金は果たして安価なのかという記事がありました。
Chicago Tribune "Some patients pay high price for seeking cheap plastic surgery abroad"
2018年4月11日
(くわしくはこちら)
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本日は福岡で診療です。
先日、医療ツーリズムの料金は果たして安価なのかという記事がありました。
Chicago Tribune "Some patients pay high price for seeking cheap plastic surgery abroad"
2018年4月11日
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記事によると43歳のアメリカ人女性がドミニカ共和国に行き、腹部のたるみ取りを受けたのですが、結果的に強い痛みと耐性菌による感染症と変形した腹部が生じてしまいました。
海外での治療費は安いですが、安全性などが犠牲になっていることが多く、博打のようなものだと表現されています。
海外で手術をうけて術後に合併症をきたしBrigham and Women's Hospitalで手術をうけた患者78人(ほとんど女性)のそのうちの4分の3ドミニカ共和国で手術を受けました。
海外での治療費は安いですが、安全性などが犠牲になっていることが多く、博打のようなものだと表現されています。
海外で手術をうけて術後に合併症をきたしBrigham and Women's Hospitalで手術をうけた患者78人(ほとんど女性)のそのうちの4分の3ドミニカ共和国で手術を受けました。
ドミニカ共和国でのいくつかの不出来な美容手術が続いたため、米国疾病管理予防センターと米国国務省は、米国の患者がその国を避けるように警告する警告を発しました。
手術を受けた約45%が腹部形成を受けていた。3分の1が乳房増大術、他の手技には、胸部吊り上げまたは減量(17%)、脂肪吸引(13%); シリコーンなどの異物注入(約20%)がありました。
手術後、約10%の患者がBrigham and Women's Hospitalで修正手術を求めた。約18%が重度の感染症であった。18%には持続的な痛みがあった。8%は瘢痕でした。15%が未治癒創傷を有していた。5%は乳房に内部の瘢痕組織を有していた。他の問題には、ヘルニア、穿孔および破裂したインプラントが含まれていたと著者らは述べた。
ボストンのBrigham and Women's Hospitalの創傷ケアセンターのOrgill医師はアメリカ形成外科医学会(ASPS)が美容外科観光の問題に取り組むためのガイドラインを開発しなければならないかもしれないと結論づけました。
アメリカの美容外科手術は他国と比べて高額であることから、このような問題が後を絶ちません。
国内の形成外科・美容外科医を中心に啓蒙活動をしていくことが重要だと思います。
ボストンのBrigham and Women's Hospitalの創傷ケアセンターのOrgill医師はアメリカ形成外科医学会(ASPS)が美容外科観光の問題に取り組むためのガイドラインを開発しなければならないかもしれないと結論づけました。
アメリカの美容外科手術は他国と比べて高額であることから、このような問題が後を絶ちません。
国内の形成外科・美容外科医を中心に啓蒙活動をしていくことが重要だと思います。
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