こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。
押してくれるとブログを続ける元気になります。よろしくお願いします。
本日は福岡で診療です。
二重埋没法、鼻尖挙上、鼻翼挙上、エラ削りなどがあります。
ご期待に添えるように精一杯がんばります。
先日、アメリカで頭部移植による議論の記事がありました。
Livescience:Why Head Transplants Won't Happen Anytime Soon
(くわしくはこちら)
頭部移植はややマッドサイエンティストのような匂いがありますが、
やや乱暴な内容でもしっかりと議論する風潮があるのは素晴らしいですね。
個人的には頭部移植は議論だけで終わって欲しいです。
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先日、アメリカで頭部移植による議論の記事がありました。
Livescience:Why Head Transplants Won't Happen Anytime Soon
(くわしくはこちら)
さまざまな臓器移植が試みられているアメリカですが、先日、イタリアの脳神経外科医であるDr.Sergio Canaveroが頭部移植についての可能性について述べていました。
頭部移植は首から下の身体の病気(難治性の悪性腫瘍など)で頭部には問題がない方をレシピエントとして、脳死のドナーの首から下の身体を受け取るというものです。
実は動物実験レベルでは行われていて
1970年にアメリカの外科医であるDr. Robert Whiteが猿で行っており、猿は9日間生存したようです。
似たような実験はソ連で犬、日本でラットであったようです。
頭部移植に関る大きな障害として脊髄がうまくつながるかどうかです。
脊髄神経は複雑で緻密な神経の集合体ですので、現在の技術ではまだまだ難しいという状況です。
Dr.Sergio Canaveroはポリエチレングリコールで神経再生が促進されるため、こういった技術を利用できると述べています。
また臓器移植につきものの拒否反応をどうやって防ぐかが重要です。薬も進歩していますが、完全にコントロールできる状況にはなっていません。拒否反応が起きた場合は頭部も生きていくことが出来ませんので、 非常にハイリスクな移植ということになります。
また倫理的にもレシピエントが生存中に首を切断することについては殺人に当たる可能性もあり、生命倫理学者のArthur Caplan は首から下の外骨格のロボット化の方が現実味があるのではないかと述べています。
頭部移植は首から下の身体の病気(難治性の悪性腫瘍など)で頭部には問題がない方をレシピエントとして、脳死のドナーの首から下の身体を受け取るというものです。
実は動物実験レベルでは行われていて
1970年にアメリカの外科医であるDr. Robert Whiteが猿で行っており、猿は9日間生存したようです。
似たような実験はソ連で犬、日本でラットであったようです。
頭部移植に関る大きな障害として脊髄がうまくつながるかどうかです。
脊髄神経は複雑で緻密な神経の集合体ですので、現在の技術ではまだまだ難しいという状況です。
Dr.Sergio Canaveroはポリエチレングリコールで神経再生が促進されるため、こういった技術を利用できると述べています。
また臓器移植につきものの拒否反応をどうやって防ぐかが重要です。薬も進歩していますが、完全にコントロールできる状況にはなっていません。拒否反応が起きた場合は頭部も生きていくことが出来ませんので、 非常にハイリスクな移植ということになります。
また倫理的にもレシピエントが生存中に首を切断することについては殺人に当たる可能性もあり、生命倫理学者のArthur Caplan は首から下の外骨格のロボット化の方が現実味があるのではないかと述べています。
頭部移植はややマッドサイエンティストのような匂いがありますが、
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