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美容形成外科医Dr 牧野のblog

大分、福岡で形成外科、美容外科、抗加齢医学、美容皮膚科を診療しています。医学博士、日本形成外科専門医、日本美容外科学会専門医(JSAPS)、日本抗加齢医学会専門医です。世界標準の美容健康医療を目指しています。ブログでは治療の説明、モニター患者さまの紹介、参加した学会や講習会の報告、プライベートから日々考えていることなどを書いていこうと思います。

論文・レポート

4 10月

乳房再建の新しい選択肢、アメリカ

こんにちは、牧野皮膚科形成外科内科医院の牧野です。

先日、アメリカで乳房再建の新しい選択肢、大胸筋上へのシリコンインプラントの挿入についての報告がありました。

この記事についてまとめました
The New York Times:New Approach to Breast Reconstruction May Reduce Pain and Weakness for Some
2018年9月17日
乳房再建

乳房のシリコンインプラントをどの層に入れるかは術後のQOLが変わってきます。
大胸筋の下は術後の痛みが強かったり、シリコンインプラントのズレなどが生じやすかったです 
今回の方法は美容医療にも応用できそうですね

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3 9月

美容皮膚科治療で幸福度が上がる、アメリカ

こんにちは、牧野皮膚科形成外科内科医院の牧野です。

先日、美容皮膚科治療で幸福度が上がるという記事がありました。

UPI "Cosmetic procedures boost well-being, poll shows"
2018年8月15日
(くわしくはこちら
WHI074MH

記事によると500人の米国の成人患者を調査した。その大部分は45歳以上の白人女性で、2016年から2017年の間に、非侵襲的な美容治療を受けていました。その結果、10名中7名近くが幸福度が上昇したとのことです。

非侵襲・低侵襲な美容治療とはシミ、毛細血管拡張症などの血管病変、しわ、瘢痕の治療および脱毛レーザー、光線治療、ケミカルピーリング、スキンタイトニング、高周波エネルギー、低温治療、または超音波による脂肪減少が含まれているようです。

過去には美容治療=美容外科手術という意味でしたが、美容外科手術には当然リスク(麻酔、傷跡、回復時間)を伴います。最近では非侵襲的かつ低侵襲的な手技が開発され、リスクが少なく、従来の美容外科手術と似たような効果を出すことができるようになりました。こういった低侵襲治療は伝統的な美容外科手術よりも人気が高まっています。

実際、これらの治療は、2016年にアメリカの皮膚科医によって行われた700万件の美容治療の大部分を占めています。

年齢は患者の選択に影響を及ぼしたと投票結果は示唆しました。例えば、「高齢の患者は、既に起こっていた老化の兆候を治療することに関心がありました。一方、45歳未満の患者は、老化を避ける、または遅らせるために積極的に関心を持っていました。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

日本でも美容皮膚科治療は大変人気ですね
当院でもシミ、しわ、たるみ治療は行っていて、たくさんの患者様に来ていただいています。
例えばシミとかなくなると患者様は本当に喜んでくれます。生き生きとしたオーラが出てきますね
また最近では美しさを維持することを熱心にされている若い方が多いです。
芸能人がなぜ輝いているのかというと、定期的にケアをしているからだと思います。当院は医師の中で評判の良い治療機器しか置いてませんので、安心して受診下さい

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16 8月

貧しい人々への無料手術、アメリカ

こんにちは、牧野皮膚科形成外科内科医院の牧野です。

先日、貧しい人々への無料手術という記事がありました。

FOX5 "Plastic surgeon helps young shooting survivor put past behind her"
2018年7月16日
(くわしくはこちら
スクリーンショット 2018-08-16 13.23.33(2)


記事によると21歳ジュリア・デイビスの場合、2014年のクリスマスイブでで打たれました。アゴに重症を負い、外傷センターで8時間の手術を受けました。ジュリア・デイビスは一命をとりとめ、高校へ戻り、大学へ進学しましたが、再建手術が高価なため受けられませんでした。
2017年の春、ジョーンズ博士と米国内の形成外科医グループが7歳から21歳までの子供や若い成人を対象とした再建手術を提供していることをデイビスは知りました。
2018年6月ジュリア・デイビスはアゴの再建手術を受けました。瘢痕組織を取り除き、皮膚移植と皮弁を使って再建しました。まだ完全ではありませんが、見た目はだいぶ改善しました。アメリカだと通常15000ドル(約166万円)かかるようですが、無料で受けることができました。
治療を受ける資格は再建手術が必要な7歳から21歳の子供と若者で、財政上の必要性に基づいており、応募者は一定の資格を満たさなければなりません。また治療後に地域活動の奉仕をしなければならないということです。

日本では国民皆保険制度高額療養費制度生活保護などのセーフティーネットがありますので、こういった問題は生じにくいとは思います 日本の保険制度は本当に優れていますね。
それにしてもアゴの醜状瘢痕を治療するのに166万円かかるのは高すぎる気が
それが無料にするというのは確かにすごいですが、両極端な話です。日本人の私には理解できません。 
日本とアメリカの文化の差を感じたニュースでした
 
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1 8月

乳房インプラント後のしこりに注意、アメリカ形成外科学会

こんにちは。牧野太郎です。

アメリカ形成外科学会よりBIA-ALCL (Breast Implant-Associated Anaplastic Large Cell Lymphoma) の続報が届きました。
2018年8月1日
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BIA-ALCL (Breast Implant-Associated Anaplastic Large Cell Lymphoma) とは乳房インプラント関連リンパ腫のことで、以前よりアメリカでは話題になっていましたが、徐々に解明されてきているようです。
乳房インプラントはシリコンバッグのことで、胸を大きくする豊胸術(乳房増大術)、乳がんで乳房を失った方の再建でも用いられていますね

まず癌ではないです。乳腺から発生するものでなく、乳房インプラント周囲の皮膜(カプセルとよばれています。)から発生し、症状はしこり乳房の腫れなどの症状が生じます。リンパ節が腫れたり、稀に遠隔転移を起こします。
ただ、世界的にはBIA-ALCLによって亡くなった方が16名報告されています。

シリコンバッグはすべてテクスチャータイプ(表面ざらざら)のもので生じています。特にバイオセルやポリウレタンコーティングされたもの、テクスチャーが粗いものでリスクが高いようです。

原因は細菌汚染、長期的アレルギー性炎症反応、インプラントのテクスチャからの刺激、および遺伝的要因が言われています。

発生頻度は1/1000 ~1/30000とばらつきがあります。
使用期間は2~28年(平均8年)
スムースタイプ(表面つるつる)では生じていないのもポイントですね。

インプラントの周りに液体が1年以上溜まっている場合貯留液を採取してCD30の検査を受ける必要があります。マンモグラフィーは診断には使えません。

気になる場合は主治医の先生にご相談してみてください
 
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3 5月

医療ツーリズム 料金は安価?、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。

先日、医療ツーリズムの料金は果たして安価なのかという記事がありました。

Chicago Tribune "Some patients pay high price for seeking cheap plastic surgery abroad"
2018年4月11日
(くわしくはこちら
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記事によると43歳のアメリカ人女性がドミニカ共和国に行き、腹部のたるみ取りを受けたのですが、結果的に強い痛みと耐性菌による感染症と変形した腹部が生じてしまいました。

海外での治療費は安いですが、安全性などが犠牲になっていることが多く、博打のようなものだと表現されています。

海外で手術をうけて術後に合併症をきたしBrigham and Women's Hospitalで手術をうけた患者78人(ほとんど女性)のそのうちの4分の3ドミニカ共和国で手術を受けました。

ドミニカ共和国でのいくつかの不出来な美容手術が続いたため、米国疾病管理予防センターと米国国務省は、米国の患者がその国を避けるように警告する警告を発しました。

手術を受けた約45%が腹部形成を受けていた。3分の1が乳房増大術、他の手技には、胸部吊り上げまたは減量(17%)、脂肪吸引(13%); シリコーンなどの異物注入(約20%)がありました。

手術後、約10%の患者がBrigham and Women's Hospitalで修正手術を求めた。約18%が重度の感染症であった。18%には持続的な痛みがあった。8%は瘢痕でした。15%が未治癒創傷を有していた。5%は乳房に内部の瘢痕組織を有していた。他の問題には、ヘルニア、穿孔および破裂したインプラントが含まれていたと著者らは述べた。

ボストンのBrigham and Women's Hospitalの創傷ケアセンターのOrgill医師はアメリカ形成外科医学会(ASPS)が美容外科観光の問題に取り組むためのガイドラインを開発しなければならないかもしれないと結論づけました。

アメリカの美容外科手術は他国と比べて高額であることから、このような問題が後を絶ちません。
国内の形成外科・美容外科医を中心に啓蒙活動をしていくことが重要だと思います。 
 
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2 5月

チェーンクリニックの問題点、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。

先日、大手チェーンクリニックの問題点についての記事がありました。

The New York Times "The Disappearing Doctor: How Mega-Mergers Are Changing the Business of Medical Care"
2018年4月7日
(くわしくはこちら
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アメリカでは近年、CVS Healthやドラッグストアチェーン、Walmartのような巨大な小売業者がそれぞれの店舗を利用して、医療の提供を始めています。

チェーン化するとサービスの向上が期待できます。例えば、24時間医療をうけることや待ち時間の減少、安い料金などのサービスです。
一方で、簡単に受診できますので医療費の増加や医師やスタッフが変わることによりケアの継続性が失われるリスク、医師と患者の信頼関係の欠如などが短所としてあるようです。

大手チェーンクリニックが増えると、地方にあるクリニックは潰れてしまいます。
これは巨大ショッピングモールができると周辺の小さなお店が潰れる構造と同じですね。

継続して経過をみていかないとわからない病状の異変もありますし、医療にとって信頼関係は非常に重要だと思います。チェーンクリニックに負けないように我々のような個人クリニックはさらに差別化を進めて、長所を伸ばしていく必要があると思います。
 
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30 4月

鼻の美容手術の減少傾向、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。

先日、鼻形成術の減少傾向という記事がありました。

The conversation"Why are fewer and fewer Americans fixing their noses?"
2018年4月5日
(くわしくはこちら
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アメリカでは鼻の手術がボディの手術(乳房増大術、脂肪吸引など)と同様に多いとされていますが、近年では減少傾向にあるようです。
 
昨年、180万件の手術と1600万件の非手術(ボトックスなど)が行われており、アメリカ人の20人に一人が美容治療を受けている計算になります。美容医療は80億ドルの巨大な規模となっています。

美容医療全体は増加傾向なのですが、鼻の手術は2000年と比べると43%減っています。
10年前は年間40万件あったのが、現在では22万5千件と減少しています。

原因としてはアメリカの人種分布が多様化しているためと言われています。
昔は 北ヨーロッパ系の人種が多かった時代、1800年代などはアイルランド人やユダヤ人が差別を受けない目的で鼻の手術が始められました。また梅毒が疑われることもあったためと言われています(梅毒により鼻の変形を来すことがあります)。

近年では移民(アフリカやアジア系、ヒスパニック系)が増えて、ヨーロッパ系はマイノリティに なりつつあります。民族の多様化により、ヨーロッパ系に対する憧れは薄れてくるのは自然な流れなのかもしれません。

美容手術もトレンドがありますので、美容外科医は幅広く対応できるように研鑽を積む必要がありますね。 
 
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26 4月

子供向け美容整形アプリが物議、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。

先日、子供向け美容整形アプリが物議という記事がありました。

Popular Mechanics"These Plastic Surgery Apps Are Stirring Up Serious Controversy"
2018年4月8日
(くわしくはこちら
アプリ「Princess Plastic Surgery」
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魔女に呪われて醜くされたお姫様を整形手術で救うといった内容で、アメリカで物議になり、署名サイトChange.orgでゲーム禁止の運動に100000以上の署名が集まっています。

このアプリは子供向けアプリのカテゴリーですが、思春期の子供たちには悪い影響を与えてしまう可能性が高いように思います。 

過去にも問題のアプリは削除されたことがあるようで、このアプリも削除されるかもしれませんね。 

美容外科は身体のコンプレックスを改善させるために非常に有用ですが、前提として患者側にある程度精神発達と精神安定性が必要だと思います。そういった意味で子供は不十分で、こういったアプリにより間違った認識を持って欲しくないと思います。
 
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20 4月

拡張現実(AR)と医療の融合、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は福岡で診療です。
カウンセリングがあります。
ご期待にそえるように頑張ります。

先日、拡張現実(AR)と医療の融合についての記事がありました。

Harverd Business Review"How Augmented Reality Will Make Surgery Safer"
2018年3月20日
(くわしくはこちら
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拡張現実(AR)(デジタル情報を物質界の上に置く一組のテクノロジー)には、これの全てを変える可能性があります。
外科医はマイクロソフト社のHoloLensのようなARヘッドセットを使って心臓が描かれたアプリケーションやデジタル画像と他のデータが患者の上に被せてみることが出来ます。
ヘッドセットでバイタルサインや患者の動脈瘤の特徴に関するデータで浮かんでいる心エコー図を表示することもできます。
外科医は、患者から目を離さずに多くの情報を得ることが出来ます。手術関連の複雑化も減らし、安全な手順から将来的なコスト削減にも有用かもしれません。

テクノロジーの進歩は素晴らしいですね。将来的に美容外科の分野でも広がってほしいと思います。
 
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17 4月

ボツリヌストキシンで縫合創をきれいに、アメリカ

こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。
本日は眼瞼下垂症手術、鼻孔縁下降術、ミラドライがあります。
ご期待にそえるように頑張ります。

先日、ボツリヌストキシンで縫合創に対する影響についての記事がありました。

allure"Botox Injections May Improve the Appearance of Facial Scars"
2018年3月9日
(くわしくはこちら

美容で使われるボツリヌストキシンですが、適応外の使い方として傷痕をきれいに治す報告がPlastic and Reconstructive Surgery Journalで報告されました。

傷の半分にボツリヌストキシンを注射して、4ヶ月後に傷痕を10点満点で判定するという内容です。
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下半分がボツリヌストキシンで上半分が無しです。
ボツリヌストキシン側が傷がややきれいですね。

作用機序としてはボツリヌストキシンによる筋弛緩によって傷の張力、周囲の筋肉の動きを弱めることが考えられます。

この内容は以前、サフォクリニックの白壁征夫 先生が論文で報告されていました。
 
私もこの論文を参考にボツリヌストキシンの使用を検討したいと思います。 
 
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