こんにちは。牧野太郎です。
本日は大分で診療です。

本日は眉毛上皮膚切除の患者さまをご紹介します。
患者さまは70代男性で、他院で眼瞼下垂を受けたのですが、上眼瞼の皮膚のたるみが気になり、加療目的に来院されました。

眼瞼下垂術後に眉毛が下がり、上眼瞼のタルミが気になる方は多くいらっしゃいます。
タルミは二重のラインで切開し余剰皮膚を取り除く方法で可能な方もいらっしゃいますが、難しい方も多くいらっしゃいます。

特に難しいのは術前に眉毛挙上が顕著な方で、術後に眉毛が適正な位置よりも下がってしまい、まぶたに被さっていている方です。二重の部分で皮膚を取ると眉毛側の厚ぼったい皮膚と睫毛側の薄い皮膚で二重を作ることになり、折れ方が不自然になりますし、皮膚を取れば取るほど眉毛が下がってきますので、眼がきつく険しい印象になります。また皮膚を取り過ぎると閉瞼困難になることもあります。

今回の患者さまも正にそのようなケースで、眉毛挙上が適応となります。
眉毛挙上する方法はいくつかありますが、効果が高く、簡便な方法は眉毛上皮膚切除術です。しかしながら傷あとが目立ちやすいことがありますので、美容目的では適応が限られます。今回の患者さまは深いシワがたくさんあり、傷あとはあまり気にしないということでしたので、眉毛上皮膚切除術を施行いたしました。

今回の患者さまはモニターではないのですが、写真の使用について快く承諾してくださいました。
同じように悩まれている患者さまにとって大変参考になると思います。

左:術前、右:治療後1ヶ月
眉毛上皮膚切除

傷あとは術後1ヶ月ですのでまだ赤いですが、徐々に引いてくると思います。
患者さまは眼が開きやすくなって喜ばれていました。
 
まぶたのたるみ、眼瞼下垂が気になっている方はぜひご相談下さい。

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